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基幹病院でクラスター 札幌・手稲渓仁会 道央の医療体制懸念

 札幌市は21日、札幌市手稲区の手稲渓仁会病院で13人が感染し、クラスター(感染者集団)を確認したと発表した。同病院は救命救急センターのある道内の基幹病院の一つ。小樽市も稲穂小で児童5人と教職員1人の感染を確認して同日、クラスターと認定した。

 手稲渓仁会病院の感染者は入院患者9人と職員4人で、二つの病棟で確認された。緊急性のない手術や検査を24日まで休止する。同病院はドクターヘリで救急患者を受け入れており、感染が広がれば道央圏を中心とする医療体制への影響が懸念される。同病院は「感染がこれ以上広がらないよう対応したい」としている。札幌市内の医療機関でのクラスターは13件目で、同じく基幹病院の国立病院機構北海道医療センター(西区)など5件が終息していない。

 既にクラスターが確認されている医療機関でも感染が広がった。計67人の感染が明らかになった札幌市手稲区のタナカメディカル札幌田中病院は、新たに職員3人の感染が分かり、計70人となったことを明らかにした。旭川市の慶友会吉田病院は入院患者3人と職員2人の感染が確認され、計87人に。岩見沢市の北海道中央労災病院は入院患者1人が加わり、計35人になった。札幌市内の二つの医療機関でも、それぞれ患者1人増の計15人と、職員3人と患者4人増の計21人に膨らんだ。

 道内のクラスターは10月30日から23日連続して発生し、11月21日までの累計は70件となった。

 新規感染者は札幌市152人、石狩管内19人(北広島市7人、石狩市と江別市、千歳市、恵庭市で各1人)、後志管内11人(小樽市6人)、上川管内14人(旭川市13人)、空知管内3人、胆振管内5人(苫小牧市1人)、十勝管内9人(帯広市2人)、釧路管内2人(釧路市2人)、オホーツク管内2人(北見市1人)、渡島管内8人(函館市5人)、非公表9人。

 札幌・ススキノ地区の接待を伴う飲食店は2店4人増の152店534人となった。(山村麻衣子、高木緑)

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