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#ファッションイベント #キャンコレ札幌詳報 「自分史上最高」輝く学生

 コロナ禍で課外活動が制限される中、学生らがファッションショーのステージで「自分史上最高」を目指し、輝いた。10日、札幌市内のライブホール「Zepp Sapporo」で開かれた「CAMPUS COLLECTION 2020 SAPPORO(キャンコレ札幌)」(実行委主催)。無観客ながら全国に熱気を生配信。モデルやスタッフらの姿を写真で振り返る。(文・長谷川賢、写真・大島拓人)

 白いスモークが立ちこめるホール。重低音のビートが鳴り響き、スポットライトがモデルたちを照らす。自信に満ちた表情でランウェーを歩く姿がまぶしい。

 モデルは大学生や専門学校生、卒業間もない社会人、高校生も含め83人。そのうち男子は10人。道内ブランドを含む協賛12ブランドの衣服をアピールした。フィナーレのステージは、決勝に残った8人のファイナリストが純白のウエディングドレスで競演した。

 ネット投票と会場での審査の結果、ミスキャンコレのグランプリに輝いた北海学園大学人文学部3年の大屋江里奈さん(21)は「うれしい。でもこれからがスタートラインだと思います。自分だけの人生のランウェーを歩き続けます」と語った。惜しくも準グランプリだった北海道大学工学部4年の富田愛里さん(23)は「応援してくれた全ての人に感謝したい」と述べた。

 大阪のイベント企画会社TUM(小塚真吾社長)が「学外総合文化祭」と銘打って2007年に始めた催し。全国8都市・海外2都市で開催しているが、今年はコロナの影響で中止を余儀なくされたところも。札幌では2018年から始まり3回目。当初6月に予定していたが、コロナの流行を受けて11月に延期。初の無観客オンライン開催となった。応援歌を意味する「ANTHEM(アンセム)」をテーマに掲げ、道内17大学、6専門学校などからモデルとスタッフ合わせて総勢約150人が参加した。

■実行委代表インタビュー 経験と自信、将来役立つ 浪岡将史さん(20)=北海学園大3年

 一番気をつけたのはモデルやスタッフがコロナに感染しないことです。感染者を出したら完全アウトですから。検温や消毒、
フェースシールド着用、感染者接触確認アプリの活用など予防策を徹底しました。

 私は神奈川出身で、北海道に来て感じたのは寛容さ。新しい挑戦を受け入れてくれます。一方で自分を出すのが苦手な人も多い。でもキャンコレにかかわることで受け身だった人が自分を表現できるようになっていくのが分かります。この経験は就活でもプラスになるだろうし、仲間のつながりが将来絶対に役立つと思います。

 夢は札幌の北海きたえーるのような大きな会場で1万人規模のイベントをやることです。これからの時代をつくっていくのは若者だと思っています。自信をつけ、それぞれの場所で輝いてほしい。

<取材後記> 「正解はない。自分の出した答えが人生を作る」。決勝進出8人のスピーチが胸を打った。無観客なので拍手はなかったが、コロナ時代の若者が輝いたステージに拍手を送りたい。一方で、モデルのレッスン料など経済的負担を理由に出演を断念した学生もいた。工夫して裾野を広げてほしい。(K)

 ミスキャンコレのファイナリスト8人のスピーチ全文

■大屋江里奈さん=北海学園大学3年

 私がグランプリを取ります。このように自分の思いを表現できるようになったのはキャンパスコレクションに出合ってからです。周りの目を気にして自分の思いを押し殺していた以前の私はもういません。考えに正解はない。自分の出した答えが自分の人生をつくる。私は自分自身の答えを出し続けることで自信を持てるようになりました。そして、これからも私は心躍る選択をし続けます。自分だけの人生のランウェーを歩き続けます。必ず誰かの憧れになるような芯のある格好いい女性になります。

■佐藤有咲さん=クラーク高校3年

 自分に勝てる強い自分になる。私は弱い自分が嫌いでした。変わりたいといつも思っていても自分が傷つくのが怖くて行動してきませんでした。でも今回のミスキャンを通して全力で行動すれば必ずついてきてくれる人、応援してくれる人がいることを知り、強くなれました。人は変われます。絶対に自分自身に勝つことができます。今私の話を聞いてくれている皆さんへ私が証明します。自分の弱さも認めて、そこからさらに成長できるような強い人に私はなります。私がグランプリを取ります。

■富田愛里さん=北海道大学4年

 明日人生が終わっても後悔しない生き方をする。私は1年前、声帯の病気になりました。うまく話せないことが怖くて何かに挑戦することを避けるようになりました。でもそんな自分を変えたくてミスキャンに挑戦しました。何かを言い訳にする弱い自分はもういません。周りの環境のせいにせず自分のやりたい道に自分の足で進んでいきます。ミスキャンを経験して明日ではなく今人生が終わっても後悔しないような生き方ができました。グランプリを取って一歩踏み出せば人生は変わるということを証明します。そして同じように悩む人や一歩踏み出したい人の背中を押していきたいです。

■後藤結衣さん=北海道医療大学2年

 強くなりたい。これは私の前からの目標です。今までの私は独りで何かに挑戦することから逃げてきました。しかし今は違います。今回ミスキャンに挑戦したことで気づいたことがあります。それは何かに挑戦しようと思ったとき、それが独りだったとしても続けているうちに必ず周りにはたくさんの人がいて応援してくれる人がいます。このことに気づけたのはミスキャンのおかげです。今このスピーチを聞いてくださっている皆さんに今度は私が気づかせてみせます。私がグランプリを取って皆さんの背中を押します。

■安藤遥奈さん=藤女子大学2年

 自己更新し続ける。私は今まで限界を感じたことがありませんでした。しかしミスキャンを通して自分の限界を突破したいと強く思いました。それは講師をはじめスタッフの皆さんや応援してくれる方々のおかげです。この素晴らしいファイナリストの中で1番になりたいと思う自分がいたからこそ今ここに立つことができています。私がグランプリを取ります。キャンコレを通して努力してきた前向きになるということの影響力を皆さんに発信します。安藤遥奈はこれからも自己更新し続けます。

■上原真鈴さん=社会人

 私はミスキャンを通して変わったことがあります。それは自分に自信が持てたことです。ミスキャンはたくさんの方が応援してくれます。応援し合える仲間がいます。周りの子たちに追いつこうとメイク研究、ファッション研究をたくさんしました。気づいたら自分を出せるようになっていました。そして、もう一つ、友達がたくさん増えたことです。応援したい仲間、応援してくれるファンの皆様が増えたことです。キャンコレは出会いたい自分に出会える場所。自分を変えたいならキャンコレは最強、最高、すごくお勧めです。皆さんもぜひ挑戦してみてください。

■大西有理香さん=北海学園大学4年

 一歩踏み出すことで新しい世界を見ることができます。私はこれからも自分の見たい景色を見るために挑戦し続けます。今まで私は自分に自信がなく自己表現することが苦手でした。そんな自分をどうしても変えたくてミスキャンに挑戦しました。出るかどうか最後まで本当に悩んだけど、勇気を出して一歩踏み出したことで挑戦することの楽しさを知ることができました。まだ完全に自分に自信が持てるようになったわけではないし、微力だとは思うけど、私と同じように勇気が出ず一歩踏み出せずにいる人たちに自身や希望を与えられる存在になりたいです。そのためにもきょうここでグランプリを取って誰でも変われるということを証明します。

■佐藤遥奈さん=社会人

 みんなのキラキラ星になりたい。どんな瞬間でも輝いて、みんながすぐに私を見つけられるような、そんな存在になりたいです。キラキラすることは自分を輝かせ続けること。楽しいだけがキラキラすることではありません。ミスキャン期間中、そして今まで生きてきた中でも、たくさん悔しい思いをしてきました。でも今こうして私が笑顔でステージに立てているのは最後まで諦めずに心から楽しんで、その悔しさすらもキラキラに変えてゆけたからだと思っています。こんなに自分のことを伝えられるようになったのはキャンコレと支えてくれた皆さんのおかげです。グランプリを取って、もっともっとたくさんの人にキラキラを届けていきたいです。

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