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<下>好条件の札幌に建設ラッシュ 広がる地域格差

 ガラス張りの開放的な玄関、共用部に配置された北欧風の家具―。札幌市中央区山鼻地区のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、ロータス山鼻邸は高級マンションのようなたたずまいだ。食事代など込みの入居費は月額23万円から。道内の主流とされる15万円前後より高い分、上質な設備に加え、オンラインでの医療相談など手厚い医療介護サービスも受けられる。


 施設を運営する介護事業者ロータス(札幌)の佐藤元春社長(45)は、マンション賃貸やホテル運営を手掛ける不動産業が本業。「いずれ母親に入居してもらえるようなサ高住をつくりたい」と、2017年に山鼻邸を開業し、介護事業に本格進出した。18年には近隣に2棟目も建設。いずれも上質路線で「サ高住激戦地の中央区内で入居者に選ばれるため、売りとなる特色や対象をはっきりさせた」。

真剣な表情でロータス山鼻邸の職員と話す佐藤元春社長(中村祐子撮影)
真剣な表情でロータス山鼻邸の職員と話す佐藤元春社長(中村祐子撮影)


 サ高住は11年の制度化以降、国の補助などによる後押しもあり、ロータスのような異業種からの参入が相次ぐ。札幌市内の戸数は1万2299戸(10月1日時点)と、全道の6割が集中。子の呼び寄せなどによる高齢者の増加を背景に…

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