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福島で道産羊の肥育に奮闘 葛尾村の吉田さん 「安心安全を発信」 上品な味わいに定評

 2011年3月の東京電力福島第1原発事故で一時全域避難を強いられた福島県葛尾(かつらお)村で、北海道からサフォーク種などの綿羊を導入し、生産する農家がいる。和牛農家の吉田健(つよし)さん(45)。同県産の和牛などの風評被害は今も消えないが、品質にこだわり抜いた吉田さんの羊肉は上品な味わいに定評があり、高値で好調な売れ行きだ。「福島産の安心安全を発信していきたい」と奮闘する。

 事故前、吉田さんは農業生産法人を経営する父らと、葛尾村で約1300頭の和牛を肥育していた。村内に避難指示が出た後も、全頭を避難させるまで村を離れなかった。「最後の1頭をトラックに乗せた時、がらんとした牛舎を見て寂しかった半面、必ず村に戻ると熱い思いがこみ上げた」

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