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看護師の自殺、吃音背景に労災認定 国の不認定取り消し 札幌地裁

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 札幌市東区の病院に勤める新人看護師の男性=当時(34)=が2013年に自殺したのは、吃音(きつおん)を理由に病院で不当な対応を受けたのが原因として、父親(72)が国を相手取り、労災と認めなかった処分の取り消しを求めた行政訴訟の判決が14日、札幌地裁であった。武部知子裁判長は「試用期間の延長など業務で強い心理的負荷を受け、精神障害を発症した」として労災の成立を認め、処分を取り消した。

 判決によると、男性は13年4月、3カ月の試用期間付きで病院に就職。吃音のため患者から度々苦情を受け、同年6月以降に5回、検査内容の説明の練習をさせられた。上司から患者との意思疎通の課題も指摘され、試用期間が1カ月延長となり、精神障害を発症して同年7月に自殺した。父親は札幌東労働基準監督署に遺族補償などの給付を求めたが認められなかった。

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