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速度違反捏造の道警警部補「実績上げたかった」 レーザー計測、確認体制に不備

 道警交通機動隊で速度違反の取り締まりを担当していた警部補吉本潤容疑者(58)が、虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で逮捕された速度違反不正取り締まり事件。ベテランの吉本容疑者は「実績を上げたかった」としてレーザー式速度計測装置が搭載されたパトカーで速度測定記録の捏造(ねつぞう)を重ねていた。パトカーには取り締まり時の撮影画像が残っており、日ごろから画像を確認する体制になっていれば不正に気づけた可能性がある。道警幹部は「画像の管理体制が不十分だった」としている。

 「(速度計測装置の)仕様にはない使い方」「想定外だった」。12日夕、道警本部で会見に臨んだ交通部の担当者は、硬い表情で繰り返した。

 道警によると、不正取り締まりに使われたパトカーは2015年4月に導入され、現在、計48台を保有。路肩に停車し、速度超過が疑われる車両にレーザーを連続照射することで速度を測る。

 吉本容疑者は、パトカーが走行中に電柱など静止物にレーザーを照射した場合、パトカー自体の速度が記録される特性を悪用。速度超過が疑われる車両に対する速度計測ができなかった場合に、パトカーを速度超過で走らせて追跡しながら電柱や住宅などにレーザーを照射して速度測定結果記録紙を捏造。虚偽の交通反則切符を切る手口を今年5月まで繰り返していたとみられる。

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