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道南イカ漁、最低更新 6~9月 価格も下落 漁師に打撃

 【函館】道南のスルメイカ漁の不漁が深刻化している。解禁された6月から9月末までの函館市水産物地方卸売市場の取扱量(生鮮)は前年同期比18%減の275トンと、月別統計が残る2005年以降、3年連続で過去最低を更新。今夏は近年の資源量の減少に加え、津軽海峡の海水温が上昇したことなどが拍車を掛けたとみられる。加えて新型コロナウイルス感染拡大の影響で価格も下落傾向に転じ、イカ漁師たちは「ダブルパンチ」で収入減に見舞われている。

 漁船の水槽で生かしたまま水揚げする函館名物「いけすイカ」。9月28日早朝に同市場に並んだのは、わずか12箱だった。5年ほど前までこの時期は100箱近くあり、競りは活気があったが、この日は20秒ほどで終了。市場関係者は「今年はいつもこんな量だ」と諦め顔で話す。

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