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収益のベースは「個ミュニティー」 <荒木重雄・スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役>

 --新型コロナウイルス禍で、プロスポーツチームの収益モデルは崩れました。

 「これまでプロ興行は横軸を『試合日』『非試合日』、縦軸をスタジアムの『内』『外』という四つの区分で考えられてきました。そのなかでも『試合日』『スタジアム内』に依存していましたが、コロナ禍でその限界が露わになりました。そこでチームがどうしたのかというと、ファンとコミュニケーションをとったり、行政や地域、スポンサーとの関わりを強めたりしました。試合とスタジアムの外部へ自然と目が向いたんですね。私はこれを『365日モデル』の幕開けとみています。野球で言えば、年間のホームゲームは約70試合しかありませんが、その日以外の活動にスポーツビジネスが成長する大きなヒントが隠されているのです。だから、コロナ禍でものすごく大きなチャンスが出てきたぞと、いうのが肌感覚です。ビッグウエーブがくると思っています」

プロ野球DeNAによる国内初のバーチャルスタジム。インターネット空間の横浜
スタジアムのベンチから場内を見渡すアバター(分身)=29日、専用アプリ画面
を撮影
プロ野球DeNAによる国内初のバーチャルスタジム。インターネット空間の横浜 スタジアムのベンチから場内を見渡すアバター(分身)=29日、専用アプリ画面 を撮影


 --どのようにすれば、プロスポーツビジネスは成長していくのでしょうか。

 「スポーツ産業全体に占めるプロ興行の割合はわずか7%しかありません。ですが、残りの93%を大きくするためにもプロ興行は大事です。プロ興行があるから、いろいろな形の化学反応を起こして外へ広がっていくのがスポーツビジネスです。

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