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<素顔の朝飛>12 良太くんのこと ファウルアウト姿をまた見れますよ レバンガ北海道・多嶋朝飛コラム

 マツ(松島良豪)、折茂(武彦)さん、(橋本)竜馬とレバンガ北海道のチームメートについて語ってきた流れで、この人のことを話さないわけにはいきません。今回は(桜井)良太くんについて話そうと思います。

 レバンガに加入してしばらくは、5歳年上の良太くんと特別親しいわけではありませんでした。距離が近くなったのは、僕が2016年にキャプテンになってからです。

 経験豊富で意見も持っているし、上手にコミュニケーションを取れる。「俺についてこい」ではないですけど、背中を見せて周囲を引っ張るタイプで、主将経験もある。話すべきこともちゃんと言える頼れる人。その頃は僕も良太くんもスタートで出ていたので、チームの状況が悪い時に相談に乗ってもらうなど、支えてもらいました。今ではプライベートを含め、いろんな話をする関係です。

 ときどき「ほんとに適当な人だな」と思うこともあるのですが(笑)、すごく負けず嫌いで、内には熱いものを秘めている。チームで一番のベテランになっても気持ちを出してプレーする姿は、僕の刺激になっています。そこは折茂さんと通じるところがあるなと感じています。

 今年で一緒にプレーするのは8季目。良太くんがいるから、僕も頑張れているところがあるのは間違いありません。

 僕の中での若い頃の桜井良太のイメージは「でかい、長い、速い、跳ぶ」。リバウンドを取って、ビューンと攻め込む。194センチであれだけ動ける、身体能力の高い選手はなかなかいない。練習、試合を問わず、コートではいつも必死で、体を投げ出すスタイルでやってきた。

 そんな良太くんも今年で37歳。若い頃ほど動けなくなって、出場時間が短くなってしまったり…。昨シーズンは連続出場記録が途切れてしまった。あれはヘッドコーチの決断だったとはいえ、良太くんの今までの努力や苦労を思うと何とも言えない複雑な気持ちになりました。「もう記録を気にしなくても良くなった」と話しているのを聞き、「大人だな」と感じました。

 あの記録は本当にすごい。国内トップリーグで636試合出場し続けるということは、年間60試合のBリーグで11年間、全試合に出場するということ。これはいかに彼がすごいかを示す数字なので、桜井良太のための記録として残ればいいと思う。良太くんは「俺を超える選手が出てきた時に、どれだけ俺が『すごかった』かが分かる」とか言ってますけど、同じ選手として、超すとか目指すとかは無理難題だと思っています。

 良太くんはあと何年、現役を続けるのかわからないですけど、ここまでやっているなら、引退を見届けたいという気持ちがある。辞めるまで僕もプレーヤーでいて、「お疲れ」って最後に伝えたい。

 昨シーズンは苦しんだ良太くんですが、今はとても調子が良さそうです。プレーを見ていると、1年で辞める雰囲気ではないし、大きなけががなければ、まだまだ行けると僕は思ってる。今シーズンはまた、ハードなプレーゆえにファウルアウトする姿を見れると思います(笑)。

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