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<みなぶん>首相辞意「理解できる」65% 長期政権「評価しない」62% 通信員359人が回答

 28日に突然の辞任を表明した安倍晋三首相。読者と調査報道に取り組む「みなぶん特報班」は、辞任の受け止めや安倍政権の評価について、無料通信アプリLINE(ライン)を使って通信員(フォロワー)にアンケートを行った。体調不良を理由とした辞任を「理解できる」とした人は6割に上った一方、7年8カ月に及ぶ長期政権を「評価しない」という意見も6割に達した。次期首相にふさわしい政治家には、石破茂氏を選ぶ人が最も多かった。

 アンケートは28、29の両日行い、359人が回答した。辞任を「理解できる」と答えた人は65・7%で、「病状が悪化したのであれば退陣も致し方ない」(石狩管内の50代主婦)などの意見があった。「理解できない」は10・9%、「どちらとも言えない」は23・4%。「体調が悪そうなので仕方がない面もあるが、全てを投げ出したようにも見える」(岩見沢市の60代主婦)との見方もあった。

 安倍政権については「評価しない」が62・1%で、「評価する」の22・8%を大きく上回った。評価できない政策や課題を尋ねたところ、「森友・加計問題や桜を見る会への対応」が51・1%と半数を占め、「新型コロナウイルスへの対応」(12・6%)、「経済対策」(9・9%)などが続いた。釧路市の60代の会社員男性は「森友問題など責任を取るべき問題がたくさんあった」と振り返り、胆振管内安平町の40代主婦は「コロナ対策や経済対策など何もかもが中途半端」と批判した。

 「評価する」と答えた人が挙げた主な政策では、「経済対策」が35・4%と最多で、「外交全般」(31・7%)、「安全保障」(9・8%)など。千歳市の40代男性は「批判する人はいるが、日本の経済を立て直したのは事実」と投稿。政権への評価が「わからない」は15・0%だった。

 一方、安倍首相の後継にふさわしい人を名前が出ている自民党の6人の中から選んでもらったところ、石破茂氏が36・5%でトップ。河野太郎氏(15・6%)、菅義偉氏(9・5%)、小泉進次郎氏(6・1%)、岸田文雄氏(3・3%)、麻生太郎氏(2・8%)の順で、その他が26・2%だった。(門馬羊次、佐藤圭史)

 みなぶん特報班のアンケートは、通信員から多様な意見を聞く目的で行っており、無作為抽出の世論調査とは異なります。

 北海道新聞は、読者のリクエストに記者が取材して応える「みんなで探るぶんぶん特報班」(みなぶん)をスタートさせました。

 この手法は「オンデマンド調査報道」(JOD=Journalism On Demand)と呼ばれ、読者と記者が会員制交流サイト(SNS)やメールなどを通じて情報交換しながら取材を進めていく双方向型の新たな調査報道として注目されています。

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