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ブリ漁獲量がスルメイカを上回る 渡島管内で初

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 【函館】道南でスルメイカの記録的不漁が続く一方、ブリが豊漁となり、渡島管内での2019年の漁獲量は、比較可能な統計のある1958年以降で初めて、ブリがスルメイカを上回った。海水温上昇でブリの産卵場所が北に広がったのに対し、スルメイカは外国船による漁獲増などで不振となっているため。

 渡島総合振興局によると、19年のブリの漁獲量は前年比31%増の6608トン。スルメイカは同57%減の2621トンにとどまった。11年頃から函館近海でブリの水揚げが急増し、19年の漁獲量は、09年(605トン)の約11倍に達した。スルメイカは09年は約2万8千トンあったが、19年は10分の1程度まで落ち込んでいる。

 魚の生態に詳しい桜井泰憲・北大名誉教授は「海水温の上昇でブリの産卵場が太平洋、日本海ともに北上し、近年は道内全域でとれるようになった。今後も比較的高い水準が続くのでは」と分析する。

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