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ディープの雄姿、色あせず 死から1年 凱旋門賞同行、西森さんが思い

 【安平】中央競馬のG1で歴代最多タイの7勝を挙げ、「史上最強馬」と呼ばれたディープインパクトが17歳で死んで30日で1年。2006年、ディープがフランスの世界最高峰レース、凱旋(がいせん)門賞に出場した際に通訳兼運転手として同行した安平町在住の牧場従業員西森輝雄さん(73)は「本当に頭のいい馬だった」と静かに振り返った。日本競馬界の歴史をつくった名馬の存在は、いまも西森さんの心を捉えて離さない。

■「調教師いらず 頭のいい馬」

 西森さんは広島県出身。「子どもの頃から馬が好き」で、中学卒業後、兵庫県の園田競馬場に厩務員(きゅうむいん)として就職。本場の競走馬を見るため、19歳で渡米した後、数年後にフランスに移り、欧州有数の馬産地である、シャンティイで18年間、厩務(きゅうむ)員として働いた。「日本に戻るつもりはなかった」が、馬の調教を見るためフランスに来ていた社台グループの創始者、故吉田善哉氏にスカウトされ、40代で帰国し、道内に移り住んだ。

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