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「上限5千人」札幌市も継続 感染症対策会議 ススキノ地区、市長「対策実践店利用を」

 札幌市は28日、市感染症対策本部会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、イベントの入場制限を8月1日以降も引き続き「上限5千人」とすることを決めた。秋元克広市長は、感染者が増えている中央区ススキノ地区の接待を伴う飲食店の利用に関し、感染防止のガイドラインを順守している店舗を使うよう改めて呼び掛けた。

 イベントの入場制限では、既に国と道が8月末まで上限5千人とすることを決めており、市もこれを踏襲した。屋内イベントは「定員の50%以内」とする基準も継続し、5千人とどちらか少ない方が上限となる。

 ススキノ地区の接待を伴う飲食店では7月以降、従業員や客の感染確認が28日時点で21店計42人にまで広がっている。秋元市長は同地区の各店舗に対し、業界ごとに定める感染防止のガイドラインの順守徹底を要請していく。

 市民に対しては、道が提唱する感染対策「新北海道スタイル」や、すすきの観光協会と市が作成したマニュアルに基づく対策を実践している店舗の利用を求め「マスクを外す飲食時には十分に距離をとるなど注意してほしい」と述べた。

 新規感染者が連日100人以上確認されている東京都など感染拡大地域との往来については「必要性や時期を慎重に判断してほしい」とした。

 このほか市は感染拡大防止を理由に、川下公園(白石区)など市内72公園に設置されている全ての水遊び場と、サッポロさとらんど(東区)など8施設の炊事広場の本年度の利用中止を決めた。(平岡伸志)

PCR検査店、ビル単位にも
秋元市長 一問一答

 札幌市の秋元克広市長が28日の市感染症対策本部会議終了後に行った記者会見の主なやりとりは次の通り。(袖山香織)

 ――7月23日にススキノ地区に設置した臨時のPCR検査センターで、これまでに170件検査したことをどうみるか。

 「市保健所への相談が増えており、PCR検査センターには1日約50件の予約があるが、これを拡充したい。できるだけ早く検査することが重要だ」

 ――出前型のPCR検査は、どう実施するのか。

 「今は(臨時の検査センターで)接待を伴う飲食店の従業員や客のほか、それ以外の店にも検査を呼び掛けている。これを店やビル単位に拡大したい」

 ――西村康稔経済再生担当相が、感染防止策を徹底していない店の名前を発表する考えを示した。

 「基本的には同意が得られれば公表する。従業員の検査に協力しないなどの事情があれば、利用者に対して呼び掛けるための店名公表もあるのかもしれない」

 ――23~26日の4連休の人出をどうみたか。感染拡大の危機感は。

 「かなりの人出があったが観光地やホテルが対策を取っているので、感染者の増加につながるとは必ずしも言えない。状況を油断しないで見ていくことに変わりない」

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