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<デジタル発>「リーシリーボーイズ」が誕生した利尻島って、どんな島?

文/岩崎 志帆(報道センター・デジタルチーム、元稚内支局員)

空から見た利尻島。中央にそびえるのが利尻富士、右奥に見えるのが、礼文島=2020年4月14日(本社ヘリから、打田達也撮影)
空から見た利尻島。中央にそびえるのが利尻富士、右奥に見えるのが、礼文島=2020年4月14日(本社ヘリから、打田達也撮影)


 ヒップホップグループ「リーシリーボーイズ」が誕生した利尻島は、どんな島でしょうか-。

 周囲約50キロ。利尻山(1721メートル)を中心に、ほぼ円形をしています。リシリヒナゲシなどの高山植物が生育する自然豊かな島です。

 10キロほど北に「花の浮島」と呼ばれる礼文島があります。人口は利尻島が約4400人、礼文島が約2400人。ところが、夏のシーズン中には、登山客や団体ツアー客を中心に、利尻島に約24万人、礼文島に約10万人の観光客が訪れます。

 最近は、海外からの訪日客も多く、夏は新鮮なウニを求めてやってくる台湾からの観光客、冬にはバックカントリースキーに訪れる欧米人を見かけることも多いです。

 北海道新聞は、対岸の稚内市に稚内支局を構え、取材を担当しています。記者はフェリーで片道約2時間かけて出張します。ないだ日は海面を滑るように進み、快適な船旅を楽しめますが、しけた冬の荒海では船酔いで涙することもあります。

 記者が勤務したここ数年は、全国ニュースになることも少なくありませんでした。



■クマ騒動

 2018年5月30日、島の南端に近い利尻富士町の沼浦海岸で、ヒグマとみられる足跡が見つかりました。翌31日には、隣の利尻町でも足跡やふんを発見。島にヒグマは生息しておらず、上陸したとすれば、記録の残る1912年(明治45年)以来、106年ぶりです。

106年ぶりにヒグマが確認された利尻島の海岸で足跡を調べる研究者ら=2018年6月6日、利尻町(野沢俊介撮影)
106年ぶりにヒグマが確認された利尻島の海岸で足跡を調べる研究者ら=2018年6月6日、利尻町(野沢俊介撮影)


 島は大騒動になりました。5月31日、急きょ、私も島へ渡りました。

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