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[第2話特別編] 声援と雨が背中を押した 有森裕子が語る道マラ


 1992年バルセロナ五輪マラソン女子で銀メダルを獲得。「不死鳥」とたたえられた95年北海道マラソンの優勝を足がかりにして、96年アトランタ五輪で2大会連続のメダルとなる銅を手にした有森裕子さん(53)。「人間が生きていくために大事なことをいっぱい学ばせてもらった」とマラソンへの感謝の気持ちは尽きない。=3月4日にインタビュー


――故障明けの1995年北海道マラソンで初優勝。けがからの復帰戦に、このレースを選んだ理由とは。

 「正直、あの当時、あのタイミングで、国内ですぐに走れるレースが北海道しかなかったんです。アトランタ五輪の代表選考レースでもあったんですけど、小出義雄監督も北海道でどうこう決まるとは思っていなかったんです。前年の11月に両かかとを手術をして、退院して、練習を始めたのが3月か4月でした。気持ちも切れないで、回復も含めて1番最初に狙えるのは北海道かな、と」


 「北海道マラソンは沿道の応援がすごかった。本当に沿道の応援が多くて、本当に応援が途切れなかったという印象しかないです。人がいっぱいいたことしか覚えていない。当時は、(大通公園発着の)いまの北海道マラソンとはまったくコースが違って、現在の真駒内セキスイハイムスタジアム(札幌市南区)がスタートで中島公園(中央区)がゴールでした。集中していたので、どのような言葉で応援してもらったか覚えていないけど、人がすごかったです」

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