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北前船の「宝」3種発見 小樽・塩谷の徳源寺 「日本遺産の文化財と同価値」 市、追加申請検討

 小樽市が2018年に認定された日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に関連する文化財が、かつてニシン漁で栄えた市内塩谷地区の寺で新たに見つかった。北前船の船主らが航海の安全を祈って奉納・寄進したものとみられる。調査した小樽商科大の高野宏康客員研究員は「登録済みの文化財と同等以上の価値がある」とし、市は構成文化財の追加申請を検討する。

 見つかったのは全国の船主集落や寄港地の寺社に船主らが奉納したとされる「船絵馬」と、江戸時代から北前船で各地に運ばれた福井県・足羽山産の笏谷(しゃくだに)石で作られた「こま犬」、「観音像」の3種類。JR塩谷駅に近い徳源寺(塩谷2)で、高野研究員が郷土史家の情報を元に4月までに確認した。船絵馬は二つ残され、うち一つに「明治十三年」(1880年)の記載がある。既に日本遺産の構成文化財に登録されている1894年(明治27年)の船絵馬より古く、市内最古という。市指定歴史的建造物の同寺本堂の横に建ち、船乗りの信仰拠点となってきた龍神堂に保管されていた。

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