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道内「緊急事態」、21日判断「解除難しい」 北大・西浦教授が見解

 新型コロナウイルス対策を話し合う政府専門家会議のメンバーで、厚生労働省クラスター対策班の西浦博北大教授(42)=感染症疫学=が北海道新聞のインタビューに応じた。感染拡大の第2波が発生した道内は、札幌市内の感染拡大や病床の逼迫(ひっぱく)度から、21日にも政府が判断する緊急事態宣言の解除は「難しい」との見方を示し、「流行を制御していると明確に言えるのには、数週間かかる」との見通しを示した。

 道内の第2波について、保健所による感染経路の調査やウイルスの遺伝情報、感染者1人が平均何人にうつしたかを示す指標「実効再生産数」などから「3月下旬に首都圏などの感染者が流入し、札幌市中心部の繁華街を通じて広がった」と指摘。「流行のピークはおそらく過ぎたが、まだ油断はならない状況だ」と分析し、札幌市中心部の繁華街の飲食店などの休業や営業時間短縮は、「手厚く補償をした上でしばらく必要だ」との見方を示した。

 道内で相次ぐ院内感染や施設内感染については「(感染拡大につながりかねない)職員の感染が多発する状況ではなくなってきた。医師や感染症の専門家ら現場が踏ん張ってくれた」と感謝の気持ちを述べた。

 西浦教授は16日午後、東京都内で取材に答えた。(荒谷健一郎)

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