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感染1000人超「予断許さず」 道「第2波」教訓、警戒強化

 道内は17日、新型コロナウイルスの感染者数が1002人になり、千人を超えた。最近は感染者数10人以下の日が続き、感染拡大の「第2波」は落ち着きつつあるようにもみえる。ただ、3月半ばに一度収束に向かいながらも、4月上旬から感染拡大が再燃。道内の致死率は東京や大阪に比べて高く、道は「予断を許さない」と警戒を強めている。

 道内では5月13日以降、日別の感染者数は10人以下で推移。1日当たり30~40人台の感染者を連日確認した4月下旬と比べ減少傾向にある。

 道内の感染者数は2月27日に15人と初めて1日10人を超えた。この頃が「第1波」と見られ、道は28日に独自の「緊急事態宣言」を発表。3月15日から4月7日までは1日5人以下で経過し、ゼロの日もあった。3月19日には道独自の緊急事態宣言も解除した。

 だが、4月8日に10人と再び2桁を記録すると、ほぼ連日10人以上の感染を確認。23日には過去最多の45人の感染を確認した。第1波をはるかにしのぐ第2波は、首都圏などとの往来が増えたことが背景にあるとみられる。

 道内は感染者の致死率が高いことも特徴だ。5月16日時点で比べると、感染者の最も多い東京都は死者計230人で、致死率は4・6%。大阪府は70人で、4・0%。道内は74人で、7・4%と際立つ。高齢者の感染が多いことが要因とみられる。4月11日まで10人以下だった道内の累計死者数は、5月17日には75人に急増している。

 5月上旬の大型連休中には、道内を含む全国で外出自粛が要請された。道の感染症対策チームは「外出自粛の効果が見えてくるのはこれから。感染者が増加する可能性もある」として警戒を強めている。(高橋澄恵)

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