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「地域の足」黄信号 通学生、高齢者ら激減 減便・廃線懸念も

 新型コロナウイルスの影響で、「地域の足」を担う路線バスの運行会社やJR北海道の経営が急速に悪化している。外出自粛や休校で利用客が激減しているためで、感染終息後に従来の路線を維持できなくなることへの懸念が出始めている。JRが「単独では維持困難」とする10路線13区間の沿線自治体は「バス転換などへの流れが加速しかねない」と警戒を強めている。

 「3月の売り上げは前年同月比で約4割減。死活問題だ」。十勝管内全域で路線バスを運行する十勝バス(帯広市)の長沢敏彦事業本部長は危機感を募らせる。

 同社では通学や通勤に加え、高齢者の利用が大幅に減少。4月23日から平日も原則、土日・祝日ダイヤとし、運行便数を通常より4割減らした。感染終息後の運行について、長沢事業本部長は「現時点では従来のダイヤに戻すつもりだが、経営状況が回復しなければ、減便や廃線を検討せざるを得なくなる」と苦しい胸の内を明かす。

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