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コロナ感染、独自検査へ 函館市医師会が対策本部 クラスター防止へ態勢整備

 函館市医師会(本間哲会長)は22日、感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症の対策本部を設置した。感染の有無を調べるPCR検査を行う施設の設置を目指すほか、感染者の受け入れ態勢整備に取り組む。同市内でクラスター(感染者集団)が発生していないうちに、医療態勢を整える狙いだ。

 道によると、医師会が独自に新型コロナウイルスの対策本部を設けるのは道内で初めて。同本部は本間医師会長、市立函館病院の氏家良人病院局長、市立函館保健所の山田隆良所長、市保健福祉部の大泉潤部長らでつくる。

 同本部の構想では、「函館市医師会健診検査センター」(函館市田家町)敷地内にテントを設け、平日に1日当たり10~20人の検査を受け付ける。医師会所属の開業医や勤務医が業務を担当する。検査は同市内の開業医の紹介を必要とする方向だ。

 函館市内のPCR検査は現在、同市衛生試験所が主に担っているが、市内で感染者が急増した場合に備え、検査の受け皿を増やしておく狙いもある。現在、月内の開設に向けて市などと調整している。

 また、新型コロナウイルス感染者を重症、中等症、軽症に区分し、指定した医療機関やホテルに振り分ける態勢づくりにも着手する。感染者の増加で病床が不足した際、道が療養先のホテルを確保するのに合わせて、同本部がホテルで診療する医師や看護師を手当てする。

 医師会の本間会長は「函館でも感染拡大の恐れはある。医療崩壊が起こる前にできうる準備を整える必要がある」と話している。(池野上遥)

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