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札幌にPCR検査所 市方針 病床数増へ給付金

 札幌市の秋元克広市長は21日の臨時記者会見で、新型コロナウイルスの検体を調べるPCR検査センターを市内医療機関に新設すると発表した。感染患者が入院可能な病床数を現在の171床から500床に増やすため、医療機関に対し、軽症・中等症患者の受け入れ1人当たり30万円、重症向け病床1床につき日額8万円を給付することも明らかにした。

 これまでは市衛生研究所が主にPCR検査を担ってきた。センター設置により、現行1日100件の検査能力の増強と、市保健所の機能強化を図る。

 配置人員数や検査能力は検討中。設置する医療機関は非公表とし、配置する医師や看護師については、札幌市医師会や北海道看護協会などの協力を求める。市長は設置時期について「できるだけ早く」としている。

 センター設置後は、市の電話相談窓口などで感染が疑われる人について、センターでPCR検査を行い、陽性が確認されれば市保健所が搬送先を調整する。

 病床数は、給付金を通じて医療機関に協力を求め、軽症・中等症向けを現在の139床から450床、重症向けを32床から50床にそれぞれ増床。さらに、回復期の軽症者を道が用意する宿泊施設に移すことで病床を確保する。

 市は関連経費約8億円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を、近く開く臨時市議会に提出する。秋元市長は会見で「患者急増時のことを考えなければならない」と述べた。(平岡伸志)

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