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千歳や札幌で新たに18人感染 7人はグループホーム入居者

 道は9日、新型コロナウイルスの新たな感染確認者が、1日当たり最多の18人と発表した。うち7人が千歳市のグループホームの入居者と職員で、道内3例目のクラスター(集団者感染)が発生。同施設入居者で、8日に感染が確認された重症の70代女性が死亡し、道内の感染者の死亡は10人目。道内感染者は223人(実人数)となった。

 10人以上の感染確認が2日続くのは鈴木直道知事が独自の緊急事態宣言を出した2月28日以来。知事は9日の記者会見で、札幌などで感染拡大の第2波となっている可能性を念頭に「憂慮する状況」と述べた。感染経路不明の割合は急増せず、道民に再び外出自粛や一斉休校を要請するかは10日以降の状況を考慮するとした。

 グループホームの感染者7人のうち6人は入居者。80代男性2人、80代女性2人、90代女性2人。1人は30代女性職員。いずれも軽症。施設内の感染は8日確認分を含め9人。施設は4月1日から外部との面会を禁止しており、3月中に感染が広がった可能性があるという。

 道は同施設の利用者と職員ら関係者計36人を検査。1階と2階に9人ずつ入居できる個室があり、8日分を含め1階の全8人が感染したが、2階の9人は感染していない。建物は3階が高齢者住宅で、道は入居者8人への検査をする。

 道はこのほか、上川管内の会社員の40代男性、オホーツク管内の無職の90代女性の感染を確認した。40代男性は重症。

 札幌市は感染者8人を確認した。札幌呼吸器科病院の50代男性看護師、会社員の40代男性と50代男性、20代女性2人、30代女性、自営業の70代男性、無職の50代女性。男性看護師は院内感染と市中感染の両面で調査している。旭川市は東京の歯科医の20代女性の感染を確認した。両市公表分はいずれも軽症。

 また富良野協会病院は9日、道が8日に職業非公表とした上川管内の30代女性の感染者は、同病院職員だと明らかにした。(安倍諒、久保吉史、小林史明)

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