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「週末外出控えた」83% 解除後も「控える」56% 「緊急事態宣言」調査

 新型コロナウイルスの感染拡大で鈴木直道知事が2月末に出した「緊急事態宣言」が19日に解除されたことを受け、北海道新聞社は20~22日、全道のインターネットモニターを対象に週末の過ごし方などについての調査を行った。宣言期間中の週末に「外出を控えた」と答えた人は83・3%に上り、解除後の3連休も56・9%が「控える」と回答。道内に依然として広がる自粛ムードがうかがえた。

 宣言期間中の週末について「買い物などで外出したが、できる限り家で過ごした」は71・5%、「一切外出せずに家で過ごした」は11・8%。プライベートの予定は、69・5%が「変更・キャンセルした」と答えた。

 宣言期間中の生活への影響を複数回答で尋ねたところ、「外食の機会を減らした」が49・3%と最多で、「(外食以外の)店に行く機会を減らした」(44・5%)、「旅行やイベントなどへの参加を取りやめた」(43・6%)と続いた。

 宣言解除後の20~22日の3連休も自粛傾向は根強く、「買い物などで外出する以外はできる限り家で過ごす」が53・4%、「一切外出しない」も3・5%だった。

 一方、宣言期間中でも「宣言を気にせず、いつも通りの週末を過ごした」人も8・6%いた。年代別にみると30代が12・7%と最も多く、29歳以下は9・2%だった。

 このほか、品薄のマスクについて対応を聞いたところ、「同じマスクを使い回している」が29・7%、「ガーゼなどを使って自分で作った」は11・3%と、入手困難な状況が浮かび上がった。

 感染拡大で困っていること(自由記述)については「いつになったら安心して出掛けられるのか」「終息の兆しが見えない」など、先行き不透明な状況へのいら立ちが多かった。「バイトのシフトが減らされて、収入が激減している」「勤務先の労働時間短縮で、収入が大きく減った」「学校が休校となり仕事に出勤できなくなった」と、経済的な不安も目立った。

 誹謗(ひぼう)中傷への懸念も挙がった。道北地方の女性(51)は「感染した場合に職場の名前が出るのが怖い」とし、道東地方の女性(30)は、職場から「感染者が出たらアウトです」というメッセージを受け取ったといい、「万が一症状が出ても検査は受けられないと思った」とした。札幌市の女性(33)は「一部の『感染者たたき』が怖い。ウイルスよりも人の偏見の方が怖い」とつづった。

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