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小池氏抜きで「札幌維持」 五輪マラソン・競歩、首相ら確認

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 安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の電話会談で、東京五輪の延期が固まった。曲折を経て札幌開催が決まったマラソンと競歩の行方が注目されたが、政権幹部らは、小池百合子東京都知事の到着前に「札幌維持」を確認していた。舞台裏を検証する。

 24日午後6時50分ごろ、首相と大会組織委員会会長の森喜朗元首相、橋本聖子五輪相、菅義偉官房長官らが首相公邸で顔を突き合わせた。これからバッハ氏に、五輪延期を提案しようという時だ。

 一人が首相に「涼しい時の開催となったら、また札幌から東京に戻すことにならないか」と水を向けた。会談に同席予定の小池氏は、まだ到着していない。首相は「これから来る人は、こっち(東京)に持ってきたいと思っているからね」と冗談めかしつつ、否定。橋本氏は菅氏に「開催地を変えるなら道内が混乱する。死守するべきだ」と伝え、菅氏は理解を示した。小池氏が現れた時には流れは決まっていた。

 「札幌維持」の背景に、来夏開催が好ましいとの政権の思惑がある。延期すると甚大な影響が出るが、丸1年なら気候条件など想定を持ち越すことができ、任期が来年9月までの首相の花道にもなる。

 一抹の不安は、小池氏だった。札幌への変更の際はメディアを通じて巧みに抵抗した。だがこの日、自民党は7月5日投開票の都知事選での支援を事実上決めた。小池氏が公邸に来る前、首相は「これからは小池さんを大事にしなきゃいけないからね」と漏らした。今のところ、小池氏はマラソンの札幌開催維持に反対していない。

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