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検査態勢の拡充急務 「医師の判断」で可能 道内は1日60検体

 新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、厚生労働省は17日、肺炎症状や渡航歴のある患者だけでなく「医師の総合的な判断」で検査ができるよう対象を広げた。ただ、検査態勢は地域差も大きく、現在、道内で検査ができる道立衛生研究所など2カ所で受け入れ可能な検体は1日最大で60件程度。今後、検体が急増する恐れもあり、関係者は態勢拡充を急いでいる。

 札幌市の40代女性は、勤務先がある中国・黒龍江省から帰省中の夫が今月14日に発熱。翌朝も高熱と倦怠(けんたい)感が続いたため、新型ウイルスの感染を心配し、札幌市保健所に電話した。しかし、担当者は「中国でも湖北省か浙江省への渡航歴がないと検査は出来ない」と繰り返すだけで厚労省の相談窓口も同じ答えだった。夫は3日後に熱が下がったが、女性は「安心したいだけなのに検査がこんなに遠いなんて」と不満を漏らす。

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