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茂木氏、歩み寄り模索 日ロ外相会談 原則論回避、ロシアペースの危うさ

 【ミュンヘン小林宏彰】15日にドイツ・ミュンヘンで行われた日ロ外相会談。茂木敏充外相は会談後、北方領土問題を含む平和条約締結交渉について「どういう形なら受け入れられる解決策があるか議論を進めている」と進展をアピールした。ただロシア側に主権問題で譲歩の兆しはなく、憲法に「領土の割譲禁止」を明記する案も浮上。原則論を避け「フェーズ(段階)が変わってきている」(茂木氏)と歩み寄りを探る姿勢には、領土問題を棚上げした中間的な条約締結を狙うロシアのペースに引き込まれる危うさもつきまとう。

 ミュンヘン安全保障会議に合わせて行われた会談の冒頭、茂木氏は「日ロ間の協議、協力は着実に進んでいる」と述べ、平和条約締結問題を率直に議論したいと強調。ラブロフ氏は「互いに関心のある一連の問題について議論できると期待している」と語った。

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