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函館イカ取扱量 最低に 冷凍物深刻9割減 加工品製造中止も

 【函館】函館市の今期のスルメイカの取扱量(20日現在)は1254トンで、資料の残る1983年度以降で最低となる見通しだ。漁期は2月末までだが、過去最低の85年度(6570トン)を5千トン以上も下回る低水準。特に遠海で漁獲する冷凍物が前期比9割減と大きく落ち込み、加工業者や飲食店への影響も広がっている。

 函館市水産物地方卸売市場が扱った今期のスルメイカは、生鮮物が前期比11%減の739トンで冷凍物は92%減の515トンと初めて千トンを割る見通しだ。冷凍物は2012年度以降、毎年減少しているが、今期の落ち込み幅は過去最大となりそうだ。イカの減少により、北海道日本海側や能登半島沖で冷凍物の漁を行う中型船(30トン以上200トン未満)の今期の函館港への水揚げ回数は20回と前期(65回)の3割にとどまる。特に道外からが減っており、前期30回だった石川県所属船の今期の水揚げはまだない。

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