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函館高専生がレーザーで「沈金」 アクリル板にも応用「漆器文化伝承へ」

 【函館】函館高専(函館市)の2年生2人がレーザー加工機を使い、漆器に文様を彫って金粉などを埋め込む伝統的な装飾技法「沈金(ちんきん)」の作業を大幅に短縮する手法を独自に習得し、沈金を体験できるキットの商品化を目指している。輪島塗などで知られる技法だが、アクリル板にも応用でき、2人は「日本の伝統工芸を新しい形で世界に発信したい」と、外国人観光客にも手にとってもらえるような商品案を練っている。

 レーザー加工機を使った沈金に取り組むのは、生産システム工学科電気電子コースの佐々木悠雅さん(17)と砂子祐貴さん(17)。漆器の知識はなかったが、物質環境工学科の小林淳哉教授に「面白いことをしないか」と誘われ、「先端技術を伝統工芸に生かす課題」に魅力を感じて7月から研究に没頭。彫刻を施す木やアクリル板がレーザーで焦げないよう出力を調整するなど試行錯誤を繰り返し、通常はノミを使って手作業で行う文様彫りを大幅に短縮化した。

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