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静内病院に入院病床を集約 新ひだか町の医療・介護事業 赤字対策で検討 特養2施設、指定管理者募る

 【新ひだか】赤字が常態化している町の病院・介護サービス事業の立て直しのため、町が入院機能を静内病院(58床)に集約し、三石国保病院(42床)を無床診療所とする方向で検討していることが分かった。歌笛診療所は廃止する方針。福祉施設に指定管理者制度を導入するなどの合理化案も示し、地域住民の理解を得たい考えだ。

 救急や小児医療などの不採算医療を担う病院事業は、慢性的に毎年2億円前後の赤字が出ている。特別養護老人ホーム静寿園の運営など介護サービス事業は毎年4億円超の赤字だ。町は「経営を抜本的に見直さねばならない」(健康生活部)として4月、同部内に「医療・介護対策室」を新設し、対応策を検討してきた。

 対策室によると、慢性的な赤字は医療機能が複数の施設に分散し、それぞれの機能を担う事務職員らの数や人件費が高止まりしていることが一因。道内の公立病院では、職員給与比率(医業収益に対する職員給与の割合)は平均8割程度だが、町立2病院は昨年度で97・8%を占める。同室の藤沢克彦室長は、職員の人件費は年功序列で上昇する一方、患者数が減り続ける現状も指摘し、「介護サービス事業も、収益で人件費が賄えていない」と話す。

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