PR
PR

結氷間近の留萌川 飛べないオオハクチョウどうする 市民「保護を」 行政「捕獲はリスク」

■専門家「なるべく自然のまま」

 【留萌】本格的な冬が近づく中、渡り鳥のオオハクチョウ1羽が市内の留萌川にとどまっている。何らかの理由で、飛べないようだ。川が結氷する前に「保護してほしい」と地域住民が訴えるが、行政側は「無理な捕獲は致命的なストレスを与える原因にもなり得る」と慎重な姿勢。自然動物との関わり方の難しさがあらためて浮かび上がった形だ。

 ハクチョウが留萌川の河川敷に姿を見せたのは8月ごろ。飛び立つ様子はなく、住民から「右の羽がだらりと垂れ下がっている。けがをしているようだ」と留萌振興局に保護を求める連絡があった。環境生活課職員は8月末に捕獲を試み、網や、羽根を傷つけないよう大きな布を手に近づいたが、ハクチョウは走りだし、川に逃げ込んだという。

 地域住民によると、ハクチョウは川の中央に浮かんでいたり、河川敷で羽休めしていることが多い。飛べなくても、走れることから、当面の命の危険はないようにも見える。現在は環境生活課職員が足を運び、見守っている。

残り:726文字/全文:1157文字
全文はログインすると読めます。
ログインには、電子版会員かパスポート(無料)の申し込みが必要です。
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る