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サンマ漁獲8割減 全国10月末、道内は72% 過去最低ペース

 全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、東京)が8日まとめた、10月末までの道内のサンマ水揚げ量は前年同期比72%減の1万5440トンだった。全国は同79%減の2万299トン。漁期は残り約1カ月となり、今季の水揚げ量は詳細な記録が残る1972年以降で最低だった2017年の7万7169トンを下回る見通しだ。

 道東3港の水揚げ量は、花咲(根室)が同68%減の1万2445トン、厚岸が同76%減の2270トン、釧路が同86%減の725トン。浜中の水揚げはなかった。5~7月に北洋サケ・マス流し網漁の代替として北太平洋公海で行われた大型船(100トン以上)による操業は含まれない。

 今季の水揚げ量の激減により、道東3港の10月までの1キロ当たり平均単価は前年同期の約2倍に当たる403円と高騰。水揚げ高は同45%減の62億2200万円だった。

 漁業情報サービスセンター(東京)によると、漁獲量の低迷は資源量の減少や公海が主漁場になったことが原因という。

 10月中旬以降、漁場は徐々に日本近海に近づき、まとまった量の水揚げがあるものの、同センター道東出張所(釧路)の森泰雄所長は「今後一気に盛り返すとは考えにくい。17年並みの水揚げ量を望むのも厳しい状況だ」と話している。(武藤里美)

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