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「新川通は北海道らしい」テレビ番組の批判に道民SNSで反論 五輪マラソン移転

 東京五輪マラソン・競歩の札幌移転についてテレビの全国放送の情報番組で札幌を批判するコメントが相次ぎ、会員制交流サイト(SNS)でそのコメントに対する反論の投稿が広がっている。出演者たちは、札幌開催でマラソンコースとして検討される北海道マラソンの経路が「美しくない」とし、経路の一部「新川通」については「何もない」と非難。SNSではこうしたコメントへの強い反発が目立つ。一方、地元住民らは新川通を「北海道らしい」と語り、SNSでは札幌の魅力をあらためて発信する動きも活発化している。

 「(新川通は)真っすぐで何もない。どう実況するの? 東京なら『雷門が見えました』とか、いろいろ実況できる」「景色も単調で応援する人もいない」。札幌開催が決定した1日を中心に、テレビのワイドショーの出演者たちは、北海道マラソンのコースをこう批判した。また札幌市には1日までに、札幌開催に反対する意見が約220件、道にも大半が反対という意見約70件が寄せられた。

 これに対し、道民らがツイッターで反発する。「札幌を悪く言われるの本当に悲しい」など思いをつづり、札幌批判に対抗する姿勢を示すハッシュタグ「#札幌dis」を付けて反論する投稿が急増。ネット上の流行語として話題になった。

 新川通は約11キロ。北大付近から小樽市との境界まで続く道道と市道の通称だ。ほぼ直線の平たんな幅広い道路で、北海道マラソンでは往復約15キロがコース設定されている。

 沿道の自治会の一つ、新川さくら並木連合町内会(北区)の佐久間五十也(いそや)会長(84)は「山並みや緑を見渡せる」と言う。住民らで約20年前に755本植えた桜並木も自慢だ。北海道マラソンを25回完走したパート従業員関口智さん(75)=清田区=は「長い直線でランナーは我慢のしどころだが、北海道の広さが感じられる」と評す。

 十勝管内浦幌町在住の古賀詠風さん(23)は「対立では何も生まれない」と考え、友人たちと相談して「#札幌discover(発見)」というタグを作り、札幌や北海道の魅力を発信する運動を2日から始めた。2日間で延べ約2万人が、このタグを使ってメッセージを発信。共感した市民らが新川通沿いの前田森林公園や、大通公園などの写真を添えたメッセージを次々と投稿した。古賀さんは「道民や北海道が好きな人たちが、魅力を発信するきっかけにできたら」と話す。

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