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小樽の老舗「高山菓子舗」が全焼、2人死亡 50代と80代男女か

 【小樽】5日午前4時45分ごろ、小樽市稲穂4の和菓子店「高山菓子舗」から出火し、木造一部3階建ての店舗兼住宅延べ約230平方メートルを全焼した。1階から男女2人が心肺停止状態で運び出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。小樽署は、2人がこの家に住む50代男性と80代女性とみて身元の確認を急いでいる。

 市消防本部によると、通行人から「菓子店から火が上がっている」と119番があった。現場はJR小樽駅から北に約500メートル、小樽運河から西に約400メートルの住宅や商店が立ち並ぶ区域。消防車両11台が出動し、約5時間半後に鎮火したが、隣接するアパートから外へ避難した住民らで周囲は一時騒然となった。

 アパートに住む20代の会社員女性は「消防車の音で目が覚めると、自分の部屋も煙臭くなっていた。消防から避難を指示され外に出た」と話した。

 市総合博物館によると、同店は1956年に市内長橋で菓子卸店として創業。現在地に移転後は製造販売を営み干菓子作りやあめ細工などの優れた技術で知られた。和菓子界の重鎮で、千葉県市川市で「菓匠(かしょう) 京山(きょうざん)」を経営する佐々木勝さんも高山菓子舗の初代店主のもとで修業を積んだ。

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