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クロマグロ漁獲枠、大型23トン増 水産庁 来期の道内、沿岸優先

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 水産庁は1日、2020年漁期の太平洋クロマグロの漁獲枠を公表した。沿岸漁業(4月~21年3月)の道内の漁獲枠は、大型魚(30キロ以上)が前漁期当初比23・6トン増の314・9トン、小型魚(30キロ未満)は前漁期当初と同じ11・3トン。大型魚は、台湾から移譲された300トンが漁獲管理に苦しむ沿岸に優先して配分されたため、増加した。

 沿岸の大型魚は原則、直近4年間の最大漁獲実績を上限に配分され、道内は最大だった16年度実績と同量となった。道内の小型魚は17年に漁獲枠を大幅超過したため、23年漁期まで実質ゼロとなるが、定置網の混獲枠として配分された。

 水産庁は今年、大型魚と小型魚の枠を都道府県間などで交換できるルールを新設。道内はこれを使い、道外の巻き網漁業団体や岩手県から計91・5トンの小型魚枠をもらい、同量の大型魚枠と交換した。20年も増えた大型魚枠を使い、他県などの小型魚枠と交換できる可能性がある。

 20年漁期の沿岸漁業の全国の漁獲枠は、大型魚が246・3トン増の1817・3トン、小型魚が96・6トン減の1805・4トン。沖合漁業(1~12月)は、大型魚が83・1トン増の3518・3トン、小型魚は前漁期と同じ1606トンとした。

 漁獲枠は沿岸の19年漁期が終了した来年3月に、繰り越し分を追加配分する。

 今回示した漁獲枠は30日まで意見公募を行った上、水産政策審議会などを経て正式に決定する。(小森美香)

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