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「聖地巡礼」函館においで アニメ、漫画…宣伝効果に期待

 函館ゆかりのアニメや漫画などのサブカルチャーによる観光振興が加速している。舞台の一つとして函館が描かれる人気アニメのキャラクターが現実にいるかのような写真をその場で撮れる「AR(拡張現実)」のサービスが人気となっているほか、函館を舞台とする作品による観光宣伝効果や、地元企業の商品による地域活性化が期待される。

 アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラの実家という設定で知られる函館市元町の喫茶店「茶房菊泉」。玄関に貼られたイラストをスマホで撮影すると、画面の中に作品内の美少女キャラが現れた。まるで現実にそのキャラがいるような合成写真を撮ることができる、AR機能のアプリを活用したコンテンツ(情報サービス)だ。

 全国でアニメによる観光振興に取り組む日本航空がキャンペーンを展開。9月中旬から函館市や地元企業と協力し、アプリで撮影した写真をツイッターに投稿すると賞品が当たる「ARスタンプラリー」を始め、アプリ用のイラストは茶房菊泉のほか、作中に登場する五稜郭タワー、ラッキーピエロベイエリア本店など計6カ所で用意した。

 市内の観光施設で配布されている作品の「ロケ地マップ」を片手に茶房菊泉を訪れた弘前大2年の広尾太一さんは「ARで写真を撮ることで、函館の街の新たな一面を楽しめそう」と話していた。

 日本航空函館支店の岩崎景生支店長は「スマホの中で楽しめるARは、街の景観を壊さずにファンの『聖地巡礼』を促すことができる。昨年、市内では作品関連のライブに2日間で9千人ものファンが訪れており、経済効果はあなどれない」と語る。

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