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慣れぬ住民、不安の声 上ノ国にラウンドアバウト開通

 【上ノ国】道内初となる、信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト(RA)」が町内に開通した11日、車両は交差点を慎重に行き交った。以前の交差点は国道と道道、町道が複雑に入り組む構造だったために交通事故が頻発。整備した函館開発建設部は単純な構造に改良したことで事故の減少を期待するが、町民からは信号機がなくなったことで「戸惑う」など不安の声が漏れた。

 RAはドーナツ型の交差点を一方通行で時計回りに徐行し、左ウインカーを出して行きたい道路に抜ける。車同士が交差することがなく、信号機も不要なため、災害時でも交通の混乱が起きにくい利点がある。

 この日はRAの交通標識が設置され、午前10時に開通。多くの車両が行き交ったが、町内の男性(83)は「高齢者にはなじめない」と困惑する。町内の主婦(55)は「RAから出る時、ウインカーを出さない車があり、RAに進入するタイミングを計ることが難しい。信号機がある方が安心だ」と話す。

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