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5Gトラクター公道実験 岩見沢市など「レベル3」23年商用化目標

 【岩見沢】岩見沢市、北大、NTTグループは10日、2020年春の商用化を予定する高速大容量の通信規格5Gを活用し、無人のロボットトラクターを公道で走らせる国内初の実証実験を同市内で行った。23年を目標に、5Gを生かして、近くで人が監視していなくても自動運転させられる「レベル3」のトラクターの商用化を目指す。

 実験は安全を考慮し、他の車が入らないよう封鎖した公道で実施した。5G通信機器を載せたトラクターが公道を時速4キロで約200メートル走行して畑に入り、方向転換。再び公道を走って元の位置に戻った。

 現行の通信では遠隔地からトラクターに停止信号を伝えるまで0・2~0・3秒もかかるため、人が近くで緊急停止リモコンを持って監視する必要がある。5Gでは通信時間を0・1秒に短縮でき、遠隔地からの監視や障害物が多い公道での移動に道が開けるという。

 この日は大容量データを送れる5Gの特性を生かし、カメラを載せたトラクター4台を畑の中で無人運転させ、高精細な畑の映像を同時に遠隔地へ送信する実験も行った。

 人が畑に行かなくても作物の生育状況が映像で把握できるようになれば、個々の作物の育ち具合に応じて肥料のまき方を自動で変える技術の開発にもつながるという。

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