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目撃急増ヒグマ対策強化 網走市、実態把握へ本格調査 定点カメラ増設やフン分析

 【網走】市は本年度から、ヒグマの生息状況調査を本格化させている。知床財団(斜里町)と連携し、市内と、隣接する大空町に設置した定点カメラの映像を基に、クマの行動範囲などを調べるほか、発見したフンも回収して分析。市内での目撃が相次いでいるヒグマへの効果的な対策を探る。

 ヒグマの姿や足跡、フンを含めた目撃件数はこの3年ほどで急増し、昨年度は44件と過去最多だった。本年度は9月末までに17件が目撃されている。これに伴い、農作物を食べられるなどの農業被害も増加傾向にあるという。

 このため市は、森林管理署や農協、地元猟友会などとつくる「市鳥獣被害防止対策協議会」で、昨年度から国の補助金などを活用して試験的な調査を実施。本年度からは、市の単独事業として60万円をかけて本格的な調査を開始した。

 クマの目撃情報を基に、昨年度に3台設置した定点カメラを本年度は8台に増やし、このうち2台は大空町内に設けた。月に一度、同財団がカメラの映像データを回収し、網走市近郊に出没するヒグマの個体数や行動範囲などを調べているほか、発見したフンは、回収してヒグマが何を食べているかを分析している。

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