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円山動物園、34種を「断念種」に 動物福祉の向上狙い

 札幌市円山動物園は、現在飼育している全167種を三つに分類し、34種について、将来的に飼育を取りやめる「断念種」に位置付けた。同園は9日、34種に含まれるシンリンオオカミの雄「ショウ」(8歳)を、鹿児島市平川動物公園に移すと発表した。

 円山動物園は《1》種の保全《2》来園者への教育的効果《3》飼育の継続性《4》動物本位で飼育する動物福祉―の観点から、動物を「断念種」「継続種」「推進種」に三分類。飼育や繁殖のしやすさや希少性などを考慮し、現在いる動物を振り分けた。

 シンリンオオカミは2002年から飼育し、08年に約1億3千万円かけ「エゾシカ・オオカミ舎」を新築。これまでショウなど計3頭が生まれた。ただ、個体間の争いが激化。飼育場所を分けたことで1頭分の面積が狭まるなどし、「今後の繁殖は非常に困難」として断念種に位置付けた。

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