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GPS駆使、トラクターで「畑アート」 音更

 【音更】音更町農協が、衛星利用測位システム(GPS)を使った自動操舵(そうだ)装置が付いたトラクターで、町内の畑に「畑アート」を制作し、同農協のシンボルマークを描いた。

 マークは組合員・消費者・協同の三つの心(ハート)をイメージしている。同農協は今後、制作の様子を撮影した動画をPRなどに活用し、最先端の情報通信技術を使った農業の周知を図りたい考えだ。

 本田英樹さん(48)が、緑肥のエン麦が広がる町内然別西4線の畑5・5ヘクタールを“キャンバス”に提供。本田さんは約5年前に自動操舵装置の付いたトラクターを導入した。普段は真っすぐな畝で作業しており、曲線の多いアート制作は初挑戦。管内各地で畑アートを制作している三菱マヒンドラ農機社員の前田篤志さん(34)=同町=が、畑の地図と描きたい絵柄を重ね合わせたデータをつくり、自動でトラクターが動くよう協力した。

 制作は7日午前9時すぎに開始。自動操舵のトラクターが緑肥をすき込みながら目印のない広大な畑を進み、1時間ほどでマークの輪郭を描き終えた。一部手動で操作し、アートを仕上げた本田さんは「頭で想像した曲線とトラクターが描く曲線は全然違った。技術の可能性を感じるね」と感心していた。アートは10日ごろまで残すという。(北波智史、写真も)

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