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増えるシカ、ハンター奔走 標津・猟友会の「一斉捕獲」に同行 牧草被害軽減に尽力 本業の傍ら…担い手不足

 【標津】町内の牧草地でシカによる食害が続く中、被害軽減に尽力しているのが、地元のハンターたちだ。北海道猟友会中標津支部標津部会のメンバーが集まってシカの駆除を行う町の「一斉捕獲」に同行した。

 9月17日午前8時。小型トラックに乗ったハンターたちが町役場に集まり始めた。標津部会に所属するハンターは21人だが、この日の参加は60~70代の3人。酪農家や会社員など本業が忙しい人も多く、全員の集合は難しい。ハンター歴48年の大ベテラン赤石正男さん(68)の車に同乗させてもらい、早速出発した。

 標津町の有害鳥獣駆除期間は4月1日~10月18日。シカ1頭につき町から1万円の奨励金が支給される。期間中、ハンターは基本的に個人で猟を行うが、町では年5回、複数で同時に猟をする一斉捕獲を実施。同乗した町農林課の長田雅裕さん(39)は「ガソリン代もかかるし、1頭も駆除できない日もある。ボランティアでやってもらっているようなもの」と明かす。

 シカ猟というと、山の中を歩きながら仕留めていくイメージを抱いていたが、ちょっと違った。川北、薫別、北標津と広大な牧草地帯の砂利道を、遠くに目を凝らしながら車で走る。流し猟だ。

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