PR
PR

大火前の街並み、イワシ豊漁… 昭和の森町 デジタル映像に 町内の落合さん所有、戦前のフィルム

 【森】町内で会社を経営する落合春海さん(71)が、自宅で保管していた昭和10年代に同町で撮影された映像をデジタル化した。90分の映像には「森町大火」(1961年)で消失した街並みや当時の人々の暮らしが収められ、専門家は「道内でこの年代に撮影された映像が見つかるのは非常に珍しい」とする。落合さんは、映像のネットでの公開や研究機関への提供を検討している。

 映像は1938年(昭和13年)前後に落合さんの親戚の男性(故人)が個人的に撮影した。音声はなく、大半がモノクロだが、一部はカラーだ。

 日中戦争勃発後の社会の雰囲気を反映するように「日の丸万歳」と題した踊りや、空襲の訓練を思わせる競技を行う森尋常高等小学校(現森小)の運動会、町を挙げて出征する若者を見送る様子などが収められる。肥料にするためのイワシが大量に水揚げされる沿岸、地元の芸者を交えての花見など港町の栄華を伝える映像も多い。

残り:362文字/全文:756文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る