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サンマ船転覆防止に重点 釧路海保など訪船指導

 【釧路】釧路海保や全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、東京)などは3日、釧路港でサンマ棒受け網漁船に安全操業を呼び掛ける訪船指導を行った。

 例年、事故が増える盛漁期に実施。今季は、9月17日に根室市納沙布岬の東方沖で大樹漁協所属の「第65慶栄丸」が転覆し、乗組員1人が死亡、7人が行方不明の事故が発生した。これを受け、今回の指導は転覆防止などに重点を置いた。

 釧路海保職員らが漁業者に事故防止や機関故障時などの注意点をまとめたチラシを配布。転覆防止のため、最新の気象情報の確認や早めの避難、僚船と行動を共にすることを求め、救命胴衣の着用を呼びかけた。

 宮城県漁協谷川支所(同県石巻市)所属の第62稲荷丸(19トン)の阿部一二郎(かじろう)船長(59)は「しけの時は操業をやめ避難するなど対応したい」、釧路海保の長野浩樹次長は「命を守るため、勇気ある操業中止の決断をしてほしい」と話した。

 同指導は4日に釧路管内厚岸町の厚岸港、5日に根室市の花咲港でも行われる。(熊谷知喜)

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