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嫌がる音でシカの衝突防げ! 車載機器開発へ 道科学大が実験 西興部

 【西興部】エゾシカと車の衝突事故を防ごうと、北海道科学大(札幌)の研究グループが、シカがどんな音を嫌がるかをスピーカーで聞かせて探る実証実験を、村内の鹿牧場で行った。警戒する際の鳴き声を流すと比較的反応するが、予想以上に慣れやすいといった特性を把握。同グループは車に取り付け、複数の音をランダムに出す機器の実用化に向け、実験結果を生かす。

 実証実験は同大の松崎博季教授らが18~20日に行った。鹿牧場で飼育されるシカ約30頭に、人は聞き取れない周波数の超音波や枯れ草を踏む音、雷鳴、クマがほえた声など8種類の音を15~30分おきにスピーカーから流し、耳を上げるといったシカが警戒する動作を映像で記録した。

 シカが警戒する際に発する「ピャッ」という鳴き声を流すと最も反応が良いことが分かった一方、同じ音を丸1日聞かせると翌日には警戒しなくなるなど、予想以上に音に慣れやすい課題が見つかったという。

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