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<リサーチさっぽろ>空港アクセス 千歳ICと新IC どちらを使う? 「既存で十分」目立つ 短縮効果に評価の声も(2013/10/5)

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 道央道新千歳空港インターチェンジ(IC)が、新たに開通した。札幌方面から新千歳空港までの所要時間は千歳ICより4分短縮できると見込まれていた。ただ、札幌側から新ICを利用すると料金は割り増しになる上、週末には空港との間で渋滞が発生し、短縮効果が出ない場合もあった。空港に行くとしたら、千歳ICと新ICのどちらを使いたいと思いますか。

 新ICは、8月3日に開通した。総事業費は36億円。新千歳空港との距離は新ICが7キロ、千歳ICでは8キロと大差はないが、千歳ICの場合、信号が多い千歳市街地を通るため、通勤時間帯に渋滞が発生しやすかった。一方、新ICからは郊外の道道を経由し、信号が1カ所のみ。道は「交通の分散による渋滞緩和が期待できる」としていた。

 開通後は、週末や荒天時には渋滞が発生した。新ICと空港の間に唯一ある信号の青信号の設定が「短い時は15秒」(国土交通省新千歳空港事務所)で、渋滞が生じやすい構造上の問題も指摘された。

 モニターの回答をみると、「千歳IC」が62%、「新千歳空港IC」が37%、無回答1%だった。性別の傾向では、「新IC」は男性47%、女性28%と差が開いた。年代別でみると、20代以下で「千歳IC」と回答した人が77%に達している。

 「千歳IC」と回答した人に理由を聞くと、「4分程度の差だったら、今まで通りで構わない」(21歳女性)という声が圧倒的に目立つ。57歳男性も「あまり利点を感じず、既存のICから変える必要性を感じない」と指摘。逆に18歳女性は「新しいICは週末には渋滞が発生する可能性もある」とした。

 「新IC」と回答した人からは「近いに越したことはない」(46歳男性)とした短縮効果を評価する声が相次いだ。23歳男性は「市街地を通るより信号や右左折の回数も少なく、気持ちは楽」、48歳男性は「市街地が混雑しがちな冬期間は新ICのほうが早く到着しそう」と話した。

 今回の調査では、実際に新ICを利用した人にも感想を聞いた。38歳男性は「近さを実感できなかった。既存のICでも信号で止められるのは3回程度なので、今後は新ICは使わない」。一方、34歳男性は「私が新ICを使った時は渋滞もなく、快適だった。信号の少ない新ICを使います」とした。

◇調査方法 北海道新聞情報研究所が管理・運営する「Doshinネット」モニターで9月19~23日、石狩管内の10~70代の男女381人に質問。256人(男性125人、女性131人)から回答を得た。回答率67・2%。

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