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元島民2世ら対話交流、相互理解深める 「ビザなし」開始27年 テーマ決め同じ顔触れで 本音聞き関係築く

 【根室】1992年の開始から27年となる北方領土ビザなし交流で、元島民2世らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟根室管内後継者連絡協議会(後継連)が、テーマを決めて同じメンバーで継続的に話し合う対話交流に取り組んでいる。通常の文化を通した交流と異なり、相互理解をより深める目的がある。メンバーらは「継続的に対話し、領土問題解決への環境を整えていきたい」と話す。

 後継連は2006~10年にかけ、国後島で初めて対話交流を実施。「領土返還運動を引き継ぐ後継者だからこそ、同じメンバーで継続的に訪れ、島民と相互理解を深めなければ」との思いからだった。その後、択捉島でも対話交流を行おうとしたが、ロシア側の反発もあり、通常の文化交流となった経緯がある。

 その対話交流が8月25日、初めて色丹島で行われ、会場の穴澗文化会館に日本側の訪問団20人とロシア人島民約20人が集まった。団長を務めた後継連の舘下雅志理事(60)=中標津町=が「今年から5年間、色丹島に来ます。今後の交流についていろんな意見を出してほしい」と呼びかけた。

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