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道南大雨 連休の観光客直撃 24日も強風、高波

 台風17号から変わった温帯低気圧の影響で、道南は23日の昼から夜にかけて強風や大雨に見舞われた。JRの運休が相次いだほか、函館山ロープウェイも終日運休となり、連休最終日に多くの観光客が予定を変更せざるを得ない状況となった。函館地方気象台によると、24日は雨はやむものの、夕方まで強風と高波が続く見通しで、注意を呼び掛けている。

 同気象台によると、23日午後6時時点で各地の最大瞬間風速は松前町で22・9メートル、八雲町で18・3メートル、函館市美原で18・1メートルを観測した。同日午後6時半までの24時間降水量は、福島町千軒で116・5ミリ、函館市戸井泊で102・5ミリ、知内町で99・5ミリ、函館市美原で77・0ミリなど。

 強風などの影響で、JR北海道は函館―札幌間の特急スーパー北斗9本を運休。普通列車は午後3時ごろから、「はこだてライナー」を除く函館―長万部間の13本を運休した。JR函館駅内では運休情報を知らせる放送が流れ、正午すぎには多くの人が押し寄せた。友人らと旅行に来ていた札幌市の大学生新浜悠太朗さん(20)は「乗る予定の特急が運休になり、仕方なく今日も函館に泊まることにした。明日の授業を欠席しないといけない」と宿探しに追われていた。

 金森赤レンガ倉庫群では、観光客らの傘が強風で裏返る場面も。家族旅行に来ていた宮城県の佐藤万也(かずや)さん(55)は「風で傘はすぐに折れてしまった。レインコートも売り切れていて困った」と疲れた表情を見せた。強風により函館山ロープウェイは終日運休となり、山頂展望台も午後2時で営業を終了した。

 七飯町は、町内の農道沿いなど数カ所で畑の泥が道路に流れ込んでこないように土のうを設置した。

 JR北海道は24日午前も特急3本、普通列車10本の運休を決めている。(池野上遥)

 23日午後7時40分ごろ、函館市内で一時最大約1430戸が停電したが、同日午後9時すぎまでにいずれも復旧した。荒天との関係は不明で、北電函館支店が原因を調べている。

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