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新根室プロレス、今年で解散 10月、東京で最後の大舞台

 【根室】根室を拠点とするプロレス愛好家団体「新根室プロレス」のサムソン宮本代表(54)は14日夜、根室市内で行われた三吉神社例大祭の興行で、今年いっぱいで同団体を解散する方針を表明した。全国区の人気を誇る「アンドレザ・ジャイアントパンダ」ら所属レスラーは、10月13日の東京での単独興行が最後の大舞台となる。

 新根室プロレスは根室を元気づけようと、アマチュアの愛好家10人で2006年に結成。17年に身長3メートルのアンドレザがデビューすると全国区の人気となり、プロレス雑誌や全国放送のテレビ番組などで取り上げられるようになった。

 一方で宮本代表は17年7月、小腸にがんの一種である平滑筋肉腫が見つかった。手術で腫瘍を切除したが、今年3月には肺への転移が判明。宮本代表は「新根室プロレスのモットーは『無理しない、けがしない、明日も仕事』だが、自分が病気となり、それを守れずに続けていいのか」と悩んだ末に解散を決断した。

 10月13日は東京・新木場のイベントホール「新木場ファーストリング」で興行を行う。宮本代表は「病気が分かった時、『いつか東京で単独興行ができたらいいね』と語っていた。夢の舞台で今まで以上のプロレスをお客さんにお見せしたい」と意気込んでいる。

 14日、宮本代表の「生前葬」と銘打った興行には道内外から約500人のファンが集まった。宮本代表は試合後のリング上で「本当に13年間ありがとうございました。新根室プロレス、元気だして行くぞ」と声を張り上げた。(武藤里美)

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