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日本最北のアルパカ 剣淵で10年

 くりくりとした瞳、小さな口元に長い首の人気者アルパカ。そっとなでると、ふわふわの毛に思わず笑顔になる。毛の色は、白、黒、茶などそれぞれ違う。そんなかわいらしい人気者が飼育されている国内最北の観光施設が剣淵町東町の「ビバアルパカ牧場」だ。

 日本アルパカ協会(東京)によると、アルパカがいる観光牧場や動物園などは国内約50カ所。飼育頭数は計約430頭で、うち剣淵では11頭が観光客らを出迎える。

 主に南米の高山地帯に生息するラクダ科の草食動物。剣淵の冷涼な気候は生息地に似て居心地は良さそう。牧場運営のビバカンパニー小沢祐子代表(63)は「毛質がいいとほめられる。飼育員に声をかけ、ぜひ抱きついてみて」と勧める。

 アルパカが全国的に注目を集めたのは2008年放送開始の化学メーカーのCMだった。もこもこした毛に覆われた容姿の愛らしさで人気が急上昇した。

 町内ではその前年、「剣淵の絵本を使ったまちづくりに、かわいくてぴったり」と農家の畜舎で道内初の試験飼育を開始。人気に火のついた直後の09年、町営スキー場跡地に同牧場が開業、今年10周年だ。

 4月下旬、家族で訪れた旭川・大有小2年の立田悠真君は「おとなしくて、かわいい」となでながら目を細めた。

 同牧場は今年、放牧場の日よけの建て替えなども計画中。小沢さんは「次の10年は、天候に左右されず通年で楽しめる牧場にしていきたい」と夢を膨らませている。

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