PR
PR

<キャッチ>厚岸公園 国定化へ準備進む アゼチの岬、コンブ漁船“レース”/別寒辺牛川、湿原の景観カヌーで

 美しい海岸線や湿原が魅力の「厚岸道立自然公園」(釧路管内厚岸町、浜中町、釧路町)について、道は2020年度中の国定公園化に向け、準備を進めている。現在の道立公園(約2万1千ヘクタール)に新たに別寒辺牛湿原上流部(釧路管内標茶町、厚岸町)と幌戸(ぽろと)沼(浜中町)、来止臥(きとうし)(釧路町)も加えて昇格させる構想だ。雄大な自然と人々の営みが調和した公園の見どころを紹介する。

 浜中町の「アゼチの岬」周辺の海にコンブ漁船が約90隻、次々に集結してきた。7月30日午前5時半。サイレンと同時に、各漁船は目当ての漁場めがけて一斉に走りだした。

 岬周辺は公園内でも有数の景勝地。約400メートル沖合の小島との海面に白い航跡が幾筋も描かれ、船の速度は時に時速70キロを超えるという。40年余りコンブ漁に従事する高橋利之さん(61)は「何年やってもスタート前は緊張する。この辺のコンブは特に良質だから船が集まる。おっかないけど、一番いい場所に入りたい。みんな『俺が一番』と思ってやっている」と話す。見事な景観は漁業者の誇りが生んでいた。

残り:769文字/全文:1234文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
PR
ページの先頭へ戻る